2007年04月04日

田原総一朗氏の「テレビと政治」

民衆の非理性的な感情で政治目的を遂げることをポピュリズムと呼ぶ。

近頃テレビでは、政治家に芸能人を加えた政治バラエティー番組や、政治討論番組をバラエティー化して、視聴率を上げようとして、色々工夫している。

だが、このバラエティー化した政治テレビ番組が、ポピュリズムの役割を果たしていることはないのだろうか。

2007年4月2日付け朝日新聞「私の視点」は、田原総一朗氏の「テレビと政治ーバラエティーはすべて悪か」だった。

朝日新聞が「テレビと政治」のメディア論になぜ田原総一朗氏を登場させるのか。

田原氏は陳腐なテレビ擁護論者で、それを新聞メディアが掲載するなどとは、ブログ、ネットの新しいメディア潮流の中で、いささか時代に遅れたアナグロ論者にも思える。

テレビ朝日「サンデープロジェクト」での田原総一朗氏の司会ぶりはどうだろう。

経済政策を語ろうとすれば、「ちょっと待って。そんな難しい話しても視聴者にわからない 」。

「視聴者をなめているのか、それとも、おまえが馬鹿なのか。そんなに難しくないぞ。」

という、視聴者の声は、田原氏には届いていない。

やみくもな反対でなく、条件が整ってないから反対、と理論的に語ろうとすれば、
「いいから、賛成、反対、どっち」
「ですから、その前提として」
「はっきりしないなあ、だから××党はだめなんだ」
となる。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=8176558&comm_id=673810

「ワンフレーズ・ポリティクスを推進したのは田原氏」だったという、視聴者の冷ややかな視線を田原氏自身まだ感じ取っていないとしたら、田原氏は世の中から少し取り残された、時代の嗅覚が鈍い幸せ者。

視聴率を上げるために、番組を面白くするために、ポピュリズムに走っていることはないのか。

少しはテレビが権力監視の役割を果たすような鋭いツッコミをたまには入れたらどうだろう。

★石原都知事にヨイショするばかりの司会者・田原総一郎さん
http://newspapers.seesaa.net/article/34032560.html
posted by 新聞批評 at 21:57| Comment(0) | TrackBack(1) | テレビ朝日 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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