2008年02月23日

権力の介入招きかねないトンデモ・サブカルチャー

物事の本質がよく分かっていない。

★月の本質は満月です。
http://rakuyen.blog72.fc2.com/blog-entry-41.html

2008年2月23日、朝日新聞be特集でのテーマは「スピリチュアル番組」で、担当は保科龍朗・記者。

スピリチュアル番組は果たして公序良俗に反するのか、beモニターに聞いたところ、害悪と答えた人は、全体では約半数と紹介する。

「単純に娯楽として楽しめればよいが、科学的に立証されていないと警告するコメントは必要」などと多数のモニターが、番組の演出方法を疑問視しており、このまま視聴率至上主義に甘えていられないとする。

スピリチュアル番組を野放しに垂れ流すことは、テレビの自浄作用が働かないと、総務省の介入を招きかねず、ひいては表現の自由、言論の自由までが脅かされて、民主主義を危うくする。

このことは、ブロガー何度も警告してきた。
http://newspapers.seesaa.net/article/82677082.html
http://newspapers.seesaa.net/article/36411325.html

それゆえ、テレビ局には、努めて健全な番組を制作する必要があるから、テレビがこのままスピリチュアル番組を検証しないまま、垂れ流していいのか。

その点を朝日新聞は鋭く深く突っ込みを入れない。

これでは過去にあった地下鉄サリン事件までに発展した、一連のオウム真理教事件の教訓が生かされていない。

オウム真理教事件は、「ノストラダムスの大予言」やら「ユダヤ陰謀論」など、まもとに相手にされない非科学的なトンデモ・サブカルチャーにより誘発された。

ジャーナリズムも、誰も、このいかがわしいトンデモ・サブカルチャーを相手にしてこなかったことが、結果として野放しにされてきて、オウム真理教事件を生み出してきた。

スピリチュアル番組は、まさしく非科学的なトンデモ・サブカルチャー。

その影響が今、霊感商法やらスピリチュアル商法やらで、被害が拡大しており、またまた何らかの大事件が起きる予兆ではないのか。

それにもかかわず、テレビ局があえて放送を続けるのなら、権力の介入を招きかねない。

朝日新聞はその点に鋭く切り込むべきではないのか。
posted by 新聞批評 at 17:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 朝日新聞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月22日

ネットが第3の媒体に

電通によると、07年のインターネット広告費が雑誌を抜いて、テレビ、新聞に次ぐ、第3の媒体に浮上した、という。

インターネット広告は、アフリィエイトやステルス・マーケティングをはじめ、グーグルの検索に関連した広告、いわば一種のワントゥーワン・マーケティングなど、きめ細かいマーケティングに適している。

待たれ美、新聞、雑誌などに比べ、費用対効果が明確で、ネット広告はフルコミッション制ともいえる。

テレビ、新聞、雑誌、ラジオの既存媒体は、いずれも広告は減少。

この4つは合計3兆569億円で、前年比2.6%減となった。

ネット広告は、07年に6000億円の大台に乗せ、新聞は1兆円を切った。

今年、来年あたりにネット広告は新聞を抜き去る勢いにある。

既存新聞は読者離れに加えて、広告主離れも著しい。

新聞はいよいよインターネットに抜かれる日がやってくる。
posted by 新聞批評 at 10:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 広告・マーケティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月20日

ニューヨークタイムズがリストラ

インターネットが出現して、多くの人たちがパソコンの恩恵をこうむることになって、より便利な世の中になった。

このインターネットの普及は、新たなビジネスを生み出すチャンスとなったが、同時に既存ビジネスには大きな脅威となって、ピンチを招くこととなった。

それは新聞業界とて、例外ではない。

2月16日付け朝刊に「NYタイムズ編集100人削減」と1段見出しで、小さな記事が載った。

ニューヨーク・タイムズは、アメリカのクオリティーペーパーで、伝統ある新聞社。

記事によると、編集部門には、全従業員1332人いるが、このうち約7.5%に当たる約100人を超えるを今年中に削減するという。

サブプライム住宅ローンに端を発した景気減速、それに伴う広告収入の減少などを受け、この名門新聞でさえリストラと相成った。

07年10〜12月期決算で、冬季黒字を確保したものの、売上高は前年同期比7.1%の減。

今年も来年も売上が増える見通しもないということなのか。

いまやインターネットで新聞を無料で読める時代。

この先、このままでは既存新聞に明るい展望が広がるわけでもない。

このことは日本の新聞の明日を暗示しているのかもしれない。

人事で済まされません、ね、日本の新聞・・
posted by 新聞批評 at 17:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 米国メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月12日

まだ続けるの「オーラの泉」

テレビは免許制、新聞や雑誌と違って、自由に放送局が設立できるわけではない。

テレビがいい加減な番組を作って放送して、自浄作用が働かないと、いずれ総務省が首を突っ込んできて、場合によっては免許剥奪にもなりかねない。

未だ霊、占い番組を放送しているのを見ると、放送倫理番組機構(BPO)」の機能を強化したといっても、機能しているとは言いがたい。

BPOがもう当てに出来ないなら、新聞も誰もテレビを監視しておらず、もはや市民がテレビを監視する以外ない。

新聞も誰もテレビを監視しておらず、悪質な番組に、誰も何も言わないと、いずれ表現の自由、言論の自由が脅かされて、健全な民主主義が自壊する恐れがある。

フジテレビは産経、日本テレビは読売、TBSは毎日、テレビ朝日は朝日新聞、テレビ東京は日本経済新聞。

新聞とテレビは、資本関係にある。

政府はテレビの免許制を通じて、新聞を牽制、影響を及ぼしかねない。

それゆえ細木数子サンの占い番組、江原啓介サンのスピリチュアル番組を垂れ流しているテレビには、批判の目を向け、厳しく監視していく必要がある。

現実に霊感商法、ヒーリング商法の被害が拡大しているのに、テレビにその責任が全くないとは言えないだろう。

細木サンの番組はこの3月ですべて終了すると聞いているが、江原サンの「オーラの泉」は、まだ続けるつもりなのか。

スポンサー企業も、よく考えてもらいたい。

スポンサー企業も、バーゲンハンターばかりを追っかけていれば、視聴率さえ上がれば、どんな番組でもいいかもしれない。

だが、優良顧客を作り出すロイヤリティマーケティングの上では、いかがわしい番組のスポンサーを続けていれば、いずれこれまでの優良顧客は離れるし、これからならんとする優良顧客も育つはずもない。

企業イメージにとって、プラスとなるのか、その計算もしたほうがいい。
posted by 新聞批評 at 09:35| Comment(2) | TrackBack(0) | テレビ朝日 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月10日

問われる番組の中身

「誹謗中傷や下品な表現がないか、提供番組をチェックする」
(ロート製薬)

「数字がよくても視聴者からマイナスの反応がくるような番組へのCM出稿は難しい」
(サントリー)

ロートもサントリーも、当たり前とはいえ、偉い。
(いずれも2008年2月10日付け朝日新聞より)

「接触(視聴率)の数で理解の度合いは測れない。番組の視聴質、視聴態度も重視している」
(資生堂マーケティング戦略室)

資生堂はマーケティング戦略上、ブランドマネジメントにおいて、いかに企業ブランド、商品ブランドを高めるのか、努力されているように見える。

そこが資生堂に対する消費者のブランドロイヤリティ(忠誠心、執着心)が高いゆえんでもある。

成果、評判を効率的にブランドにストックし、ブランド価値と顧客ロイヤリティを確実に高めることが、ブランドマネジメントにおいて、マーケティング戦略上、重要となるとされる。

だが、ひとたび下品な番組、いかがわしい番組のスポンサーになれば、すぐさまブランドイメージに傷がつき、消費者はじわじわとブランドスイッチ、消費者離れをきたすや知れない。

それゆえテレビも、もう視聴率さえ上げればいいというものではなく、番組の中身を考えた方がいいと思う。

特に細木数子サンの番組とか、江原啓介サンの番組のスポンサーは、よく心したほうがいい。

霊感商法やらスピリチュアル商法やらで、現実に被害者が出ているわけだから。

この番組のスポンサーも、わが社は全く関係ないとはいえない、社会的責任も少しはあるだろう。

視聴者、消費者の間に、悪評が広がれば、もうそのスポンサーの企業イメージやブランド力は落ちて、そこの商品は買わなくなることにもなりかねない。

そのためにも、下品な番組、いかがわしい番組のスポンサーは、すぐさま降りることではないのか。

細木数子サンの番組とか、江原啓介サンの番組のスポンサーは、どこ?
posted by 新聞批評 at 09:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 広告・マーケティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月06日

捏造が見えにくいスピリチュアル

何ともいかがわしい番組が、大手を振っている。

われらがヒーロー、国民的スーパースター、新庄剛志がテレビに主演する。

次から次へと、有名人、著名人がゲストに招かれ、江原啓介サンと肩を並べるから、江原サンはテレビに認められた存在として、その格がグーンと上がる。

フジテレビ系の特番「天国からの手紙」、テレビ朝日系「オーラの泉」も高い視聴率を誇るという。

民放連の放送基準に
「迷信は肯定的に取り扱わない」
「占い、運勢判断、およびこれに類するものは、断定したり、無理に信じさせたりするような取り扱いはしない」

としているが、テレビ朝日は「放送基準にのっとって、制作している。守護霊、オーラなどのカウセリングについて、肯定的にも、否定的にも扱っていない」とする。

しらじらしい番組擁護では、テレビ局による自浄作用も期待できないし、これでは権力が介入する口実を与え、ついには日本に言論の自由、表現の自由が脅かされる危険性がつきまとう。

関西テレビの「発掘!あるある大事典U」はデータの捏造で、偽装番組として糾弾されたが、「スピリチュアル」とか「霊と交信」となると、データがあるわけではないから、捏造が目に見えにくい。

インチキ、デタラメも、テレビでまことしやかに、垂れ流されているのも、視聴率さえ上がれば、何をやってもいいというのが、今の日本のテレビの姿勢だからであろう。

「オーラの泉」のスポンサー企業も、非科学的な怪しい番組に手を貸していることを忘れてはならない。

そして企業イメージに傷がつき、企業ブランドを下げることになるなりかねない。

「オーラの泉」のスポンサー企業はどこ?

★フジ番組は公共財か
http://blog.livedoor.jp/seiji77/archives/50145208.html

★どこがおかしいニッポン放送狂騒曲
http://blog.livedoor.jp/seiji77/archives/50145213.html
posted by 新聞批評 at 16:23| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ朝日 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月04日

検証委は細木数子番組を審理しないの?

関西テレビの「発掘!あるある大事典U」の捏造問題を公表してから、1月20日で1年を迎えるという。

もう1年か、と時の経つのは早い。

この問題を機に起こった公的規制の動きに対し、NHK・民放は、第3三者機関、「放送倫理番組機構(BPO)」の機能を強化した、という。
(読売新聞2008年1月15日)

強い権限を持つ「放送倫理検証委員会」が設立され、虚偽放送と疑われる問題を審理し、見解や勧告を出す。

初の審理は、不二家報道をめぐるTBSの情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」。

で、検証委が審理したのは、この1件だけとは・・

あの細木数子サンの番組は,審理しないでいいの?

芸能人相手だろうが、公共の電波を使って、人間の尊厳を踏みにじって、味噌くそ、言いたい放題。

誰も分からない将来のことまで、断定的に予言していては、「虚偽放送」とどう違うのか?

検証委が乗り出してもよさそうだが、そうしない。

いくら権限強化でも、これでは検証委を設立しても、意味もないのでは。

テレビの自浄作用が働かないから、設立されたはずなのに、機能しなければ、やはり公権力の介入する余地を残すことを、テレビに携わる人は、よく心すべきではないのか。

視聴率さえ稼げれば、テレビは細木サンだろうが、何を放送してもいい、というわけではないだろう。

視聴率の高い番組だからといって、視聴者はすべて細木サンの番組を好意的に見ているわけではない。

番組提供のスポンサー企業にとっては、マイナスイメージになっていることも、企業は知っておいたほうがいい。

スポンサーは、どこの企業?
http://newspapers.seesaa.net/article/36411325.html

何?

☆細木数子(69)が3月をもって、レギュラー出演している『ズバリ言うわよ!』(TBS系)と『幸せって何だっけ〜カズカズの宝話〜』(フジテレビ系)を「充電」のため降板する、って?
(アメーバニュースより)
posted by 新聞批評 at 09:05| Comment(0) | TrackBack(0) | フジテレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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